石原さんが、都知事を辞めて新党を創るという。 「80歳にもなって、いい加減引退しろ」 という人がいるかもしれないが、自分は違う。 素晴らしいことだと思う。 なにが素晴らしいって、その気力が素晴らしい。 人間、歳を取れば取るほど気力が無くなっていく。 80歳だから、体力は限界がある。 しかし、それを補う気力があれば、日本のために最後のご奉公が出来るかもしれない。 知識のある人は結構いる。 しかし、見識といって、一人の人間が出来て、そこに志がある人となるとなかなかいない。 さらに、胆識といって、そこに度胸が加わる人は稀有だそうだ。 石原さんには、胆識を持って日本のために命をかけていただきたい。 石原さんのように事を起こすには、なんと言っても情熱が必要だ。 情熱の無いところに、成功は無い。 自分も 「ICHIE」 をやって、つくづくそれを感じる。 お客さんが来ないときは、めげそうになるが、情熱だけは失わないようにしている。 自分には、飲食店をやるのに必要な情熱が宿っていると思う。 人との接客や料理作りは、とても楽しい。 毎日、寝不足の日々が続き、疲れてはいるが、店で人との接客をし、帰って布団に入るのが楽しくて仕方が無い。 仕事の無かったときは、寝る時間が山ほどあったが、色々考えることばかりで眠れない日々が続いた。 テレビ朝日の 「モーニングショー」 以来、寝ることが楽しいと思えるようになった。 なんと、ありがたいことだろう。 還暦を前に、店を出す 「勇気と気力」 があったことに感謝だ。 自分は石原さんのようにはいかないが、せいぜい税金を納めて国家にご奉仕したいものだ。 合掌
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