WBCが盛り上がっている。 日本は決勝ラウンドに進出。 3度目の世界一へ、何とか頑張ってもらいたい。 しかし、このWBC、「ICHIE」 にとってはあまりありがたくない。 なぜなら、WBCの試合がある日は必ず売上が悪い。 店によっては、大きなテレビを置いてWBCを放映し、大盛り上がりの店もあるだろう。 ICHIEは、大人の雰囲気を演出しているので、テレビは置いていない。 どうしても気になる人は、携帯電話で見ている。 これから、サッカーやオリンピックなど、日本が盛り上がる時は、どのように対応するか課題だ… さて、このところ春のような日が多くなってきた。 ICHIEは、旬の料理を出すことが売りだ。 山菜のてんぷらに、塩をちょっと振って口に入れ、旬のエグミを楽しみながら、純米酒をいただく。 自分の最後の晩餐は、これに決めている。 お客さんにも、この至福の時を味わっていただきたい。 そんな時、我が家に取れたての竹の子が送られてきた。 静岡の焼津にある 「風の子の家」 の子どもたちが、一生懸命掘って届けてくれた。 「風の子の家」 は、「日本一貧乏な保育園」 と言って胸を張る、道(ミチ)先生が、献身的に運営している保育園だ。 子どもたちに、いろいろな体験をさせてあげ、子どもたちが持っている可能性を、最大限に伸ばしてあげようとしている。 日本一貧乏かもしれないが、日本一感性が育ち、心の温まる保育園だ。 風の子の竹の子たちには、「WBCに出るような野球選手」 や 「美味しい料理を出すお母さん」 になって欲しい。 いま、ICHIEでは、旬の 「ワカタケ煮」 と、「竹の子の天ぷら」が旨い。 合掌
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